いつゲイと自覚したか
深夜に無事家へ帰れました。
布団で寝たのは3時間程度のはずなのに、休日を経たマジックのおかげかなんだか元気。不思議…
さて、言いだしっぺなのに書いていなかったゲイブログLineグループのお題を書いてみようかと思います。
chuckさんの言葉をお借りすると…
ネイティブゲイです(笑) 私も物心ついたときからでした。
でも、まずは、その前段階の事も書いてみようかと。
人を好きかも…と思うもっと前のずっと小さいとき、僕は…女の子みたいな男の子でした。
ちなみに、現在トランスジェンダーではありませんし、性自認は男です。幼少期はどうだったんでしょうね?歳を経て変わることは…ないと思う。ただ、女に生まれてたらよかったなと思ったことは何度かあった。
女の子の遊びや女の子の真似をしていたことをおぼろげながら覚えている。
友達と遊ぶのも嫌いではなかったけど、一人遊びも好きで遊んでる途中で帰ってしまうこともよくあったような。
絵を書いたり、児童書を読んだり、レコードを聴いたり。
特にレコードは傷だらけにして聞いてました。好きな部分を繰り返し聞いたりする偏執癖もあったり... (実は、今もちょっとあって、素敵な転調の場面や、素敵な響きの場面をリピートしたりすることがあります)
楽器についても、自分から習いたいと言って始めたのですが、そういうケースは案外珍しいらしい。
そんなこんなで、周りの男の子と比べるとちょっと(もしかしたらかなり)変わった子供でした。
そんな子だったんで、変わっていると言われて傷ついたこともあります。
(当時の田舎の感覚ですが)楽器を習っていることに対して「男の子なのに…」なんて言われてショックだったことや、女の子の真似を止めなさいと言われて「あ、これはいけないことなのかも…」と思ったことを、おぼろげながら覚えております。
しかししかし、前段階と銘打ったとおり、ここまではゲイと自覚していた…とはちょっと違うエピソード。ただ、何か関連はあるかもと思い書いてみました。
ここから本題です。
男が好きだなと自覚したのは、もう少し先の小1前後の出来事です。
ミニ四駆のアニメの3人目のかっこいい担当キャラ(今見ると全然なんだけど…)を好きになっておりました。
他の方の記事を見てると、案外、最初に好きになるの、二次元が多いみたいですね(汗)
そのあとも、DBの某噛ませ犬、白い将軍、(キャラは好きじゃなかったけど)青い将軍、紫の手下の緑とピンクの緑の方とか…いろいろ、かっこいいなと思って観てましたよ…
ただ…
初恋(と思っているもの)の相手は女性でした。
中学生の頃のことで、先輩を好きになっておりました。
背が高くて、頼りがいがあって、さっぱりした性格の人。
すごく好きだったような記憶があります。
中学だか高校だかのときに、何度かデートのようなものをしたし、プレゼントも送ったり送られたりしていた気がする。家に遊びに行ったこともあったような…
ただ、性的なことは全然考えませんでした。イメージできなかった…と思う。記憶がおぼろげで多分そうだったとしか言えないけど…
そんな、女性に恋(?)しているときでも、目で追うのは男性ばかりだったのも事実。
運動会の応援団長だった先輩とか、ちょっと成長の早い同級生とか見てたし、かっこいい同級生の隣の席になりたいなーとか思っていたし、気になる先輩が乗ってくる駅を覚えていていつもチェックしていたし…
やっぱり「The ゲイ」だったように思います。
そう考えると、初恋のあれはなんだったんだろう?
自分でもよくわかっていないのだけど、恋愛感情というよりは憧憬に近かったのかな?
高校の時も女性の先輩をちょっといいなと思ったこともあるし、今も恋愛感情までは全然行かないけど、いい子だな…くらいは思ったりする。
でもね…
でも、でも、こんなエピソードもあるけど、やっぱりゲイなんだよね。
自分は自分をゲイだと思っている。
生まれてからずっと。
高校の時BL小説買ったもんね。家で隠れて読んでましたよ。挿絵に興奮しちゃったりして…バレるの怖くて後日駅のごみ箱に捨てたんだけど…ごめんね、あの時の小説。
ゲイだと思っているのに、それと真逆の現象も経験していて、不思議である。
ここの下り、セクシャリティについて大事な事象だったので、しつこくなってしまいました。
さてさて、ネイティブ(笑)ということで、あらためてchuckさんとの共通点が多いなと感じております。
生まれた時からなので、男性を好きであるということは自分にとっては自然で、葛藤はなかったように思います。ただ、普通と違うということについて辛かった時期はやっぱりあった。青い時代には、悲観して夜中に泣いて海へ行ったことがあったように思います。(すぐに帰ってきたけど…)今も完全に乗り越えているか?と言われるとうーん。どうだろう。
ただ、子供のころから別の面においても変わっていると思われていたので、ゲイであることについて神経質だったかと言われるとそうでもなかったかも。
苛められる…まではいかなかったけど、ネタには事欠かなかったので、からかわれることには慣れていた。
もちろん、男が好きだということは「ばれたら大変」とは思っていて、完全にバレるようなことはしなかった。
でも、なんとなく滲みでていたのでしょうか、オカマとからかわれてたのも事実ではある。
そんな状況においても、ものすごい恐怖…までは感じていなかったと思う。
ゲイであることはずっと自覚していて自分がそうであることも受け入れていたのにもかかわらず、その世界へ踏み出すまでにとても時間がかかったのはなんでなんだろうか…
まぁ、考えてもしゃーない。
蛇足:
人から、いろいろ変わっていると思われることが多いんだけど、なんでなんだろうか?自分としてはこれが普通なんだけどなー。