とある男の断章

30代ゲイの思うこと

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結婚ねぇ…

今週は急遽土曜休みになって、うれしい金曜日。少し体調崩し気味ではありますが、回復途上かも。

 

ふと、思ったこと。

 

(いわゆる普通の男女の)結婚。

 

同世代のラッシュは10年前から数年前までだっただろうか。最近はめっきり減ったけれども、ちょいちょいある。最近も結婚式に一件出席した。ただ、自分の友達にはまだ未婚も多い。大学サークルの同級生は半数くらいはしたと思うが、少ない代かもしれない。

 

ゲイでも、現在進行の方も過去していた方もいますよね。自分の知り合いにもいます。

 

自分もこう開き直る前は、結婚について意識したことがある。

具体的に意識する相手がいたわけではなくて、した方がいいんだろうな…本当か?と悩んでいた。

 

女性とお付き合いをしたことはありませんが、それなりに歳を食っているので、デートに近いことは何度かしたことがあります。相手はきっとそのあとのことを考えているんだろうなというシチュエーションもあった……かもしれません。

ダメだこの人全然好きじゃないって人もいたけれども、話している分には楽しいかも…という人もいた。でも、意識されたら困るなぁなんて並行して思ってもいて、気疲れはしていた。

結婚、したらしたで代償は大きいだろうけれども、それなりに幸せなこともあるのかも???と思おうとしていた。

親孝行はできるだろうし、世間体を気にするのであれば目くらましにはなるだろう。

子供についてはは欲しいと思っていた時期もあった。結婚したくないけど子供は欲しいなんて言っていたこともあったな…そういえば… 今となっては子供が欲しいとも思わないのだけれども…

 

自分がもし女性とすることができる人間であったら、もしかしたら結婚しちゃっていたかもしれない。

一応、世間の男性の役割として期待されている女性のエスコートも、女性に格好をつけるという概念がないものでぎこちない上にあまり気は効かないが、できないわけでもない。でも、本当は自分がされたいのである。傘をさしてもらうだけで萌えるくらいなのである。

性的なことについては、ちょっと我慢してできれば、普通に暮らす分にはなんとかなるのかなーなんて。セックスレスになる夫婦なんてたくさんいるし。みんないったいいくつまでするんだろうか。と思ったりはする。

人間の発情期というものが限定されていたならば、結婚できたのかも。

etc...

 

今思えば、相手に対してずいぶん勝手なことを…と。

 

ストレートの男性か女性に生まれていたら、多分結婚していた気がするのである。平々凡々な小さな幸せを噛み締めて生きて行けた…かもしれない。小さな刺激で満足できるというのは幸福なことであると思う。

 

しかし、それは叶わないし、仮に偽って結婚したいか?と自分の本心に問いかけてもやはり望んではいないので、結局そちらの道には縁がなかったのだろうな。

 

(普通の)結婚をしない幸せ(?)というのもあるような気がしている。

外国人枠みたいな印象。

誤解を恐れずに言うと、ごく一般的な道を歩んだ場合、自信の年齢や家族構成に応じて課せられることがいろいろあると思うのだけれども、それらがすべて免除される。というか。

外国人は、多少習慣に沿わないことしても大目に見られるというか。そんなイメージ。

 

少数派だからこそ受けるダメージと引き換えに免除されることはあるんじゃないかな。

幸せ…???というには程遠いことではあるけれども…

 

なんだかんだとうじうじ書いてきたけれども、一番の理由は、一緒に暮らしていくのであれば、自分が一緒にいたいと思える相手がいいと思っていて、残念ながら女性では無理だということなんだろう。

相互扶助みたいな形でだったら暮らせるかもしれないけどね。