とある男の断章

30代ゲイの思うこと

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つながり

「若いBBAでっす(てへ)」みたいなことを言っていた団の最若手くんに、イラっとして突っ込んでしまうくらい大人になってしまいました。

たまたま、20年以上物持ちのいい方がいらっしゃいまして、「お前なんかよりこの服のほうが先輩だ!」みたいなことを言ったら、別の方に笑われてしまいました。でも、笑ってくれるのは好きだったりする。

 

なんつって、イラっとしたのは事実ではありますが、でもかわいくもあります。こんな平均年齢かなり高い集団に入ってこれる若者って、人の懐に入るが本当に上手い。
彼、この前の飲み会で、MCをやっていましたが、初々しい感じもあってか、おじさんたちが揃って「かわいーいー」とニタニタしながら言っておりました。いやぁ、おっさんの本質ってセクシャリティ問わずいっしょなのね…

20台前半は比較的何をやっても許されますなぁ(遠い目)

 

さて、その飲み会の時のことなんだけれども、席が隣になった先輩といろいろお話をしました。

合宿でやらかしたことがばれていてつっつきやすいというのもあるのだろうけれども、僕のことを、なんだかちょっと面白い人間だと思ってくれているみたい。

物腰が柔らかくて、割といじられキャラで、優しくて、素敵な先輩です!

 

その先輩、遠距離恋愛をしてて、恋人とは年に4、5回しか会えないそう。そんなせいかもやもやすることも多いらしいけれども、毎日メッセージのやり取りしているくらいに仲が良いみたい。考え方が似ていて相性がいいんだって。精神的なつながりがあるんだなぁ。居心地のいい関係なんだろうね。

「そういうのいいですよねー。そういう人ほしいですー」って共感しつつ聞いていた。ちょっと女子トークみたいだったwww

 

しかしね…共感した…なんて言っておきながら、精神的なつながりなんて、今までずっとピンとくることはなかったんだけれどもね。

自分のセンシティブな部分を共有した存在なんて、いたことなかったし、いわんや恋人をや…

である。

あぁ、さびしい。

 

 

だ、けれども、ここ最近ほんのちょっとだけわかったかもしれない。

 

人を欲し、欲されるというのは、こう満たされるものなんだなーというのがほんのちょーっとだけ。

 

そういうのって、体の深い関係がないと築けないのかな…なんて思っていた時期もあったけれども、どうやらそうでもないようである。

 

ほんのちょっとじゃなくて、本格的に知りたいものである。

 

「じじくん、かわいいから相手すぐできるよー」なんて言ってくれる人もいるけど、自分では全然そう思っていないし、客観的に見てもかわいくないんだけど、こっちの人の好みはほんとうに人それぞれのようなので、そんな風に思ってくれる人もいるかもね。

 

という希望を胸に抱えて、そろそろ寝ようと思います。