とある男の断章

30代ゲイの思うこと

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演奏っちゅうのはいろいろ出るよねという話

つっまんねー(訂正入りましたw)ブスな内容のブログ書いてんじゃねーよ。毎回読んでるけどwww」というお褒めの言葉をいただきました(笑)ので、書いてみようかなと。

 

ちょっと前に、ちらっと演奏をする機会があったのだけれども、やっぱり楽しい。大きかろうと小さかろうと舞台に立つというのは特別なことだなと思いました。今回はちゃんと声も出せたし、年末へ向け課題はたくさんありますが、ひとまずこれはこれで大変満足でございました。

 

で、やっぱね。本番後は打ち上げだよね。楽しいよね。アマチュアはこれがメインだと思っています。人数が増えてきたこともあってか、今回は幹事さんが気を効かせてくじ引きで席を決めようってことになりました。大きな団ではこういう気遣いは結構大切かも。人数が増えるにつれて、どうしても「あの人のこと良くわからない…話したことがない…」というケースは増えてしまうんですよね。在籍期間が長くなれば、かかわる機会も蓄積してくるし変わってくるだろうけれども、新人さん達はそうはいかないしね。

 

さて、くじ引きの結果でございますが、結果的にはよく見知ったメンツの席を引きました。でもまぁ、それはそれで安定の楽しさで、堪能できましたですはい。

最近、私を笑いながらDisるのを趣味にしているような「不幸キャラ」売り(薄幸キャラに幸せを感じてる)のヤツがおるのですが、その彼が佐藤玉緒キャラも身に着けまして「カニさーん(チョキチョキ)」とかやっていたので、今回は逆に突っ込みまくって差し上げました。

DisりDisられる関係、最高じゃない?

歳だけを考えると痛いとも言える気もするんだけれども、なんだろう違和感がなかった。恐ろしいwww

自分のキャラをわかっているって強い。

 

新人さんとも結構交流できてよい機会でした。飲み会の度に話せる人が増えていって嬉しい。そして、最近の若い子つええなと思います。ワシ完全に転がされてます。

年齢問わず仲良くしてくれるのとてもありがたい、うれしく思います。

なんかね、若い子にかまってもらえるのはいいところだとも思うんだけれども、本当はもっと年相応にしっかりしたほうがいい気もしてるんです。でも、多分無理…もう染みついちゃって直らないみたい(^_^;

 

で、まぁ、1次会、2次会、3次会と細部の記憶は曖昧になりましたが、飲み進めて行きまして、次第に濃い話題になっていったような気がします。

やっぱり、音楽をやっている人間ではあるので、その表現とか、思いとか、そういうのを話せるのはとても楽しいなと思いました。「そうそう、わかるー」て思いながら、熱く語りあってしまったかもしれません。

もちろん、気安い話とか、こっちの話とかも楽しいのだけれどもね、また別の楽しさ。

 

この音楽の話って、セクシャリティをオープンにしているとより突っ込んだ話ができるように思います。考え方とか感じ方とか意思とか、そういうものって演奏に出るんですよね。で、性的なことだとか、恋に関することだとか、愛に関するものだとか、そういうものが表現におよぼす影響というのは大きいなと。

なので、オープンにできる情報、共有できる情報が多ければ多いほど、突っ込んだ話ができるなぁとも思います。

もちろん、セクシャリティをオープンにしていない当時でも、「だれだれの演奏はエロいよね~」とかそんな話はしていたけれどもね。

「あの人の演奏はこーだよね」とか「この人のこういう部分に惚れて、ここをお願いした」とか、そういう話楽しい。思いが強いからこそこだわるわけで、またその思いの団内における共有度が上がると、(技術面ではない)演奏の質も高まっていくように思います。打ち上げがメインとは申しましたが、美味しいお酒を飲むためにはいい本番を迎えるのは必須であります。

 

今年は伴奏を務める機会が増えたこともありまして、自分の演奏の客観的な感想をもらえるようになりました。合唱は集合で作り出す音楽だけれども、伴奏は一人でやるものだから、ダイレクトに判断できるんですよね。

自分が思っていたような感想をもらえることもあるし、そうでないものもあるし、へー!?と思う機会が増えました。なんとなく自分を見つめ直すきっかけにさえなっているように思います。

 

前から、演奏ってその人の人柄がでるなぁと思っていたのですが、なんなら恋愛スタンスさえ滲み出る…というか、恋愛スタンスにそった演奏にさえなっているように思えてきました。

端的に言うと「ウケ気質全開だけれども、頑固」な演奏…なのかなぁ。

 

自分で言うのは何なんだけれども、合わせる能力とか空気を読む能力にはとても長けている方だと思います。「指揮者がやりたいことはこういう事かな?」と推察してそれに合わせて寄り添う…というところが「ウケ気質」全開っぽいところかなと。

しかし、そういうポイントを除くと案外頑固…というか、こだわりや意思を持って演奏をしておりまして、でも「人知れず自分の中だけのことかな?」なんて思っていたのですが、案外伝わっているようでありました。

 

今日は自分でいうのはなんなんだけれども、という事ばっかり言ってますが、そういう日なのでしょう…

けっこう「良い人」で「争いを好まない人」と思われがちなのだけれども、実際は、多分そんなことなくて「こだわるポイントが少ないために衝突することが少ない」というのが正解なのかなと思います。

こだわるポイントでなければ、わりとすぐに引っ込めるというか「いいんじゃない?」って思うタイプでありまして、そういう機会が多いから平和主義者に見えるのかなと…

 

しかし、譲れないポイントで雑な説得のされ方とかすると、むしろ全力で反撃して、梃子でも動かない…ちょっと面倒くさい人間であったりもします。もちろん、自分が納得するような説得のされ方をして、反論する余地もないなと思うに至れば、すっとひっこめます。

 

全然違う場で、「発言を取り下げてほしい」という旨を言われたことがあるのですが、「それはできません」とぴしゃりと言ってしまいました。イベントへの批判的な意見を出したわけなんですけれども、「肯定派の気持ちを考えて」と言われまして…でも、希望者だけが集まっている集団ではないし、希望者以外もかりだされるものであったので、それはできませんと申し上げました。それを言うのであれば、やりたくない人の気持ちも考えるべきだし、片方の意見しか出せないのはフェアではない。こういう圧力はサイレントマジョリティの意見を封印することになりかねないとも思います、こういうのは組織の自浄作用を妨げかねない。そういう空気は読みません。

 

こういうのを考えると先ほどのようなのになるのかなぁ?と。

 

自分の恋愛も多分こんな感じな気がするんだよねぇ。

なんとなく、先に、「体体」って言われるのがなんか嫌なんだよね。雑な気がして。

「最初に試してみてよかったら、関係を構築する」じゃなくて、「(別に最初から恋人じゃなくてよくて、人間同士の付き合いとしての話で)ある程度関係が出来てから試してみて合ったら付き合う、合わなかったら付き合わない」でもいいわけじゃない?と思うねんな。

 

なんで、よっぽど事情があるんでなければ、なんとなく会ったその日にいきなりっていうのはちょっと…なんだよね。これが堅い感じにつながっているようにも思うけど、まぁしゃーないわな。

 

 

と、はい、頭あんまり働いている感がないけど、なんとか体裁は保てたのでしょうか…今回の記事。