とある男の断章

30代ゲイの思うこと

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ゲイコミュニティ最初の一歩前後で変わったこと

じじです。

タイトルのとおりです。

最初の一歩を踏み出したばかりの初心者ですが、今の感覚を忘れないように書き留めてみようかと。

変わったというか、本心に気づいたというか…ということです。

 

1.実は下ネタが好きだった

えっ、一つ目これ?とおっしゃらず!性的なことって人の根幹をなすものの1つだと思うのです。

ノンケ社会では全く言えませんでした。言えるわけがない。私(少なくとも今は)ウケだし、言いづらいことこの上ない…おっ○いとお○りどっちが好き?とか言われてもねぇ…まぁ、男体を想像して適当にごまかしてましたけど…

そんなこんなで、今まで下ネタ嫌いな人間だとばかり思っていました。実は逆じゃんという…びっくり。

 

2.好意を伝えたい人間だった

我々世代以上の男性は、(恋愛感情にかかわらず)好きという発言をあまりしないイメージがあります(実際は???)。自分は、恋愛対象が男なので余計に躊躇する面がありました。ちゃかされないかなとか、誤解されないかなとか…

元々、思ったことは割とストレートに言うタイプだったのですが、これは…ちょっとね…

今は時々「大好き」って言える友達がいるので言っちゃってます。うれしいことは伝えたい。


3.ネガティブ発言が減った

減りました。ビックリするくらい。

自分の表TLはまるでごみ溜め。王様の耳はロバの耳の穴みたいなもんだったんです。後から自分で見返すと引くくらい…

よくフォローしてくれる人がいたなと…

 

4.ゲイであることを恥じなくなった

恥じていました。そして、ひっそりとしていないといけない存在だと思っていました。

しかし、他のゲイと交流することで、「ゲイも素敵な人間じゃん」と思えるようになりました。今まで自分以外のゲイをよく知らなかったので、どんな人がいるかわからなかったんですね。

今、友達ができて思います。

この人はとても優しくて、温かくて、会って間もない自分にこんなにもたくさんのことをしてくれる。こんなことをしてくれる人がいるんだから、ゲイであることを恥じる必要なんか全くないじゃん。ゲイにも素晴らしい人格の人間はいる。

そんな風に思えるようになりました。

今でもゲイであることは簡単に公にはできませんが、少なくとも以前ほどの引け目を感じなくなりました。

 

 

他にもいろいろ変わったような気もしますが、これら複数の要素が積み重なってなんだかとても積極的になりました。

自分が自分じゃないみたい。

某氏曰く「あんた、数週間前の人生とくらべて、今どこにいんの?」 ですってwww

内面はさして変わってないと思うのですけれどもね…どうなんだろうか?
人生の段階は一歩進んだのかもしれません。
DQ6で言えばムドーを倒した後。DQ3で言えばバラモスを倒した後。(いや、大分違う気が…)

今は(小さな嫌なことは一杯あるにせよ)毎日楽しいし、今後が楽しみだし、ワクワクしています。


それもこれも全ては、自分の一番出せなかった部分をさらけ出せたこと、そして受け入れてくれる人がいたからこそできたことなんだろうと思います。

 

そのことを忘れずに進んでいきたいな~。