とある男の断章

30代ゲイの思うこと

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滲み出る成分

ちょっと疲れ気味のじじです。

 

昨日のアホ記事に普段より反応があってちょっとした驚きを味わっています。一体何に反応したのだろうか?「イケメン」というワードがおなごの琴線に触れたのかな???

 

謎です。

 

さて、秘密のゲイとしてノンケに混じって生活をしているので、ノンケさんと交流する機会がしばしばあるのですが、やっぱり距離が近くなってくると必然的に男女の話が出てきます。

これですね、自分が世間一般とは一番違う面なので、ゲイらしさが滲み出やすい話題なんです。危ない。軽い話題は低リスクですが、恋愛相談のような重めの話題に同席してしまうともろに危険です。

真面目な話題の場合、こちらも真面目に返すので内面の反映された発言になりがち。そうなると、世間一般とのズレが違和感として表出しやすくなります。

僕の場合はズレが「思考回路=The女子*1」として表れるようです。まわりのおなごども曰く、考え方が「女子っぽい*1」とのこと。知らず知らず、女子が共感する発言をしているらしい…「受けたい方」という共通点がそうさせるのか?女子的には男としては違和感を覚えるようで、その結果「あなたゲイなんじゃないの?」という流れに…

 

冗談めかして(?)「ゲイなの?」みたいに言われることはそこそこあるのですが、その都度はぐらかしてます。

内心では「おぬし鋭いの!」なんて思ってはおりますが…

やはり、ゲイであるということはそんな簡単にはゲロできない。

苦しくなっちゃうので、完全にウソをつく…というような形はとらないことが多いのですが、はぐらかす程度でもやっぱりかるーくウソをついているのと同じようなものなので、疲れてきちゃう。

 

楽になりたいな…なんてちらっとよぎる。

 

それを助長するような傾向も…

ゲイ活を始めてから以前よりもゲイであるということを隠さなくて平気なメンタリティを獲得した模様。以前であれば「ばれたら死ぬ…」くらい思っていたのに、今は「その時はその時だ」くらい強気に思っている…かも。

これは追い風なのか?(いや違う)…

 

多少、開示の抵抗は弱まったものの、でもやっぱり、積極的にはしないであろうと思っている。ハイリスクローリターン。でもなぁ、いつかポロっと言ってしまいそうだな…ちょっと怖いわー。

 

疑惑の視線を向けられなければ、一挙に解決!となるんでしょうが…かといって、「男っぽい思考回路を習得して疑惑を受けないようにする」なんてできないのであります。「そもそも、男っぽい思考回路なんてものはあるのだろうか?」という当然の疑問はとりあえず置いておきます。傾向…くらいはありそうですが。

だってねぇ、自分にとってはこういう考え方が普通なんだもん。

 

ぐるぐるぐるぐる堂々巡り。

 

いやー、悩みは尽きませんなー。

 

どうするのが正解なんだろうか。

 

どんなに頑張って取り繕っても、いつか女子にはバレそう。女は鋭いなー。 

 

 

*1 ゲイ=女っぽいではありませんので、ご注意